今回もラグビーの話になりますが、
今年の流行語大賞が、ラグビー日本代表の「One Team」になりました。
忘年会のこの季節、企業の管理職が好んで使用しているようです。

でも、実社会ではどの組織にもヒエラルキーがあり、
言葉で言うほど簡単に「OneTeam」など作れません。
ラグビー日本代表も、チーム内部だけでなく、
ドラマで散々古い体質だと叩かれていたラグビー協会を始め、
そのヒエラルキーを構成する人たちが、「One Team」を作るという思いを共有して、
協力したから作れたのではないかと思います。

そこにはもちろん思いを発信する人と、受け止める人がいて初めて成り立つものです。
当社は小さい会社ですが、いくつものプロジェクトチームがあり、各チームにはリーダーがいて、
プロパーのメンバーがいて、協力会社のメンバーもいます。

それぞれの立場の人が何かを発信してくれたら、それが「One Team」の第一歩だと思います。

2019年12月13日                            代表取締役 松村一彦